|
|
堤洋之歯科医院
〒616-8242
京都市右京区鳴滝本町110-3
tel:075-465-0505
fax:075-465-2525
下記バーコードを読み取り携帯サイトへアクセスできます。 
|
歯周病治療
| 一般的に知られている「歯周病」。 名前は知っているけど、どういった症状なんだろう?・・・と思っている方が多いのではないでしょうか? 歯周病における症状を理解し、しっかりとした治療と予防を心がけましょう。 |
●歯周病ってなんだろう 歯周病は、歯の歯肉に近い部分についた歯垢(プラーク)の中にいる細菌によって引き起こされる病気です。 歯と歯ぐきの境目についた歯垢から、歯の根にそって歯周病菌が入り込み、歯を支えているまわりの組織をじわじわと壊していきます。 |
 |
 |
|
あなたのお口の中をチェックしてみましょう |
出血 毎日の歯磨きで出血していませんか? |
腫れ 歯肉が赤く腫れていたり、なんとなくしまりがなく、ブクブクにゆるんでいる感じがしませんか? |
口臭 口臭が続いたら要注意!本人は気づきにくいものですから家族などが知らせてあげましょう。 |
不快感 なんとなく、どこというわけではないけれど、痛い・かゆい・不快だとかんじたら要チェック! |
 |
歯周病(歯槽膿漏)はどんな病気?
歯の周りを支えている槽(穴)から膿(ウミ)が出る病気です。 位相差顕微鏡という特殊な顕微鏡で膿(ウミ)を見てみますと、おびただしい数の白血球の死骸が見えます。白血球というのは私たちの体をバイ菌から守ってくれる免疫を担う細胞(体を守る防衛隊)です。 その死骸の中にはたくさんのバイ菌が入っています。つまり、膿(ウミ)というのは、バイ菌とそのバイ菌をやっつけようと頑張った白血球の戦いの後の姿なのです。 |
|
バイ菌の紹介 |
|

|
●トリポネーマ デンティコーラ(スピロヘーター) 歯周病がひどい患者さんのお口の中には、とにかくたくさん住んでいます。動きが速く、このバイ菌がお口の中にいると、他のバイ菌も非常に増えてきます。 バイ菌の中ではラーメンの縮れ麺のような特別な形をしていて、蛇のようにクネクネ動くのですぐに見分けがつきます。 |
 |
●カンジダアルビカンス 口の中にカビ?と思う人も多いでしょうが、実は歯垢(プラーク)の中はカビだらけという感じです。 高齢者の歯の根のむし歯の歯垢(プラーク)中には大きいカンジダアルビカンスが多い。 |
 |
歯周病はほとんど、免疫力(体を守る防衛隊)とバイ菌の力関係でおきると言われています。つまり、免疫力(体を守る防衛隊)が強力な時はバイ菌も寄せ付けないし、病気にもならないのです。 ところが、命あるものは必ず老化します。老化するということは、免疫力(体を守る防衛隊)が弱くなるということです。 ですから、若い人は免疫力(体を守る防衛隊)が強いので歯周病になりにくいといえるでしょう。しかし、最近では生活習慣の悪化から、若い人でも歯周病が増加しているようです。一番の原因は、食生活の乱れ・不規則な生活・喫煙などのようです。 逆に高齢でも、非常に免疫力(体を守る防衛隊)が強い人もいます。このような人の歯垢(プラーク)を位相差顕微鏡で見ますと、非常に綺麗な状態の人が多いです。 |
新しい歯周病治療
歯周病の予防
治療が終わったら、以前と同じ生活を送っていませんか? 歯周病はなってから治療するのではなく、歯周病にならないように予防することが一番大事なんです! お口の中の環境改善をし健康的な歯を保ちましょう。 |
|
お口の中の環境改善 |
|

|
プラークコントロール プラーク(歯垢)は、細菌の塊です。そのプラークを、ブラッシングすることにより、除去されると、歯肉が引き締まり、ポケット(歯と歯ぐきの境目の溝)の深さも徐々に浅くなってきます。
毎日のブラッシングと、定期的な歯石除去が大切になります。 |
 |
歯周病による体への害
|
歯周病はなりやすい人がいます。 病気にかかりやすくなる要因をリスクファクターといい、歯周病では下記のような要因があげられます。
●細菌因子 プラーク細菌の量が多く、特に悪玉菌の多い人。
●生体因子 抵抗力(免疫力)の弱い人、細菌の攻撃に敏感な人。
●環境因子 ストレスが多く、栄養が偏っている人。 タバコを吸ったり生活習慣の悪い人 |
 |
体への害はどういったものなの?
|
お口の細菌と誤嚥性肺炎
お口から肺に入りこんだ細菌が増殖し、誤嚥性肺炎を引きおこす場合があります。とくにお年寄りは誤嚥性肺炎にかかる危険性が高くなります。 私たちが物を飲みこむとき、喉頭蓋というフタが気管に食物が入るのを防いでいます。しかし、年齢とともに体の反射が低下するため、気づかないうちに飲み込んだものが気管から肺に流れ込むことがあります。これは眠っているときなどに起こりやすくなります。加えて、気管支の働きや体を守る力も弱くなるため、肺炎にかかる危険性が高まります。 お口の中をきちんと清掃していたお年寄りでは発症の頻度が低かったというデータ結果もあります。 また、お口の中の細菌が肺炎の病巣から見つかったいう報告もあります。 プラークコントロールが誤嚥性肺炎の防止に有効だといえます
|
 |
|
お口の細菌と心血管系疾患
これまで動脈硬化や冠動脈の疾患は、高血圧・血中コレステロールの上昇・喫煙などから引きおこされていると考えられていました。 しかし、これらの危険因子とは無関係な人でも発症することから、微生物の感染がクローズアップされてきました。肺炎クラミジアによる肺炎後、血流を通って血管壁に感染したクラミジアを追い出そうとする体の防御の過程が動脈硬化症を起こすといった仮説です。 このメカニズムによれば、歯周病原菌も血液中に入り込むことによって動脈硬化症の原因となりえます。 |
 |
|
お口の細菌と細菌性心内膜炎
歯周ポケット内で増えた細菌は、歯ぐきから血液中に入り全身に広がることがありますが、ほとんどの場合、体の防御システムによってすぐ排除されてしまいます。 しかし、心臓の弁に障害がある人、人工弁を入れている人では、弁のまわりの血液の流れがスムーズではなく、滞っています。 この部分では細菌が体の防御システムから逃れ、心臓の内膜に住み着いて増殖してしまいます。この菌によって心内膜が炎症を起こし、心内膜炎を引きします。 口腔細菌で心内膜炎を起こす菌として、プラーク中にいる細菌が報告されています。
|
 |
|
お口の細菌と糖尿病
ブラッシングが不十分だと歯肉溝中で歯周病原菌が増え、歯周病が起こります。 歯周病原菌が増えると、それに伴って菌の成分が血液中に流れ込みます。流れ込んだ成分は生体の細胞を刺激していろいろな活性物質を作らせます。このことが全身にいろいろな悪影響をおよぼします。 その活性物質のひとつ、TNFα(tumor necrosisi factor α)という物質は、糖尿病にも関わっていると考えられています。 血液中の糖の濃度をコントロールしているホルモンをインシュリンといいます。糖尿病はこのインシュリンによる血糖のコントロールがおかしくなる病気で、インシュリンの生産が低下している場合と細胞がインシュリンに対して反応しづらくなる場合があります。 最近の研究で、細胞がインシュリンに反応して血液中の糖を細胞内に取り込み、血糖値を下げる反応を、血中のTNFαが 阻害することがわかってきました。 このため、インシュリンに対して反応しづらくなっているタイプの糖尿病では、治療により歯周炎がおさまると血中TNFαが減少し、血糖値が安定しやすくなることが示されています。 |
 |
|
お口の細菌と低体重児出産
最近の研究で、低体重児出産をした女性のお口の中では、歯周ポケット内に歯周病原菌が多くなっていることが示されています。 お口の中で増えて血液中に流れ込んだ菌の成分は、体に作用していろいろな悪影響をおよぼします。 低体重児出産もその作用のひとつと考えられています。 歯周病原菌の成分として内毒素があります。 内毒素は体を防御する細胞(免疫担当細胞)を刺激し、種々の活性物質を誘導し、発熱を引きおこしたり、歯を支える骨を溶かしたりします。 これらの活性物質のうちプロスタグランディンやTNFαが歯周炎により増加し、早産を引きおこすとされています。 |
 |
|